笠間焼きとは
「特徴のないのが特徴」と言われる程、自由な作陶をされているエリアでは。昔は甕やすり鉢などの大型の日用品を出荷していたが、それらが時代の変化と共に陶器から別の素材に置き換えられ始めて売上が落ちた事で、日洋食器類にシフトすべく、他窯業地から陶工を多く招き入れた事が「特徴がなくなった」理由とも言われています。粘土産地は一度海に没しているはずなので、恐らく耐火度が良くない粘土のはず。なので一般的に重めの器が多いのは仕方のない事なのでしょう。江戸時代に信楽の陶工らから教えを受け、その後益子などにも技術が広がっていったと聞きます。
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講師お勧めの観光スポット
茨城県陶芸美術館や笠間工芸の丘、回廊ギャラリー門さんなどがお勧め。小さなショップもたくさんあります。
グルメでは「くりの家」さんのこぼれモンブランはお勧めです。笠間は栗の有名な産地でもあります。
講師最終訪問 2023年9月