粘土の熟成

今日の生徒さんから「粘土に黒い斑点があるのは支障ないの?」とご質問を頂きましたので、皆さんにもご紹介。支障ないですし、むしろこういう粘土は熟成が進んでいて良い状態です。粘土に住んでいるバクテリアや放線菌が活発になると、袋の中にこういう黒い斑点が増え始めますし、袋を開封すると山の腐葉土や堆肥の良い匂いがします。練った直後はバクテリア達が痛めつけられてしまいますが、寝かせる事でバクテリアが復活し、粘土の腰が良くなって作陶しやすくなる土もあるんです。ちなみにこの粘土は購入して5年貯蔵していた物ですが、購入直後は斑点はありませんでした。

 写真右の粘土は菊練りして間もない状態ですが、斑点は土に混ざってしまい見えなくなりましたが、この状態で何年か保管していると同様に斑点がでるはずです。なお、バクテリアやこの斑点は素焼きする事で燃え尽きるので、焼き上がりに影響はありません。

 袋やタッパーの粘土を開封時に匂いを嗅いで、ドブ臭い場合が時々あるんですが、それは手の雑菌が悪さをして腐食したり、酸欠で嫌気性発酵してしまった場合の症状なんですが、そういう土は一度練り直しながら空気に触れさせて、再度寝かせて回復を待って使います。まさに土は生き物なんですよ!

しまだひでや陶芸教室

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