小石原焼きと小鹿田焼

 小石原焼きは福岡県朝倉郡東峰村、小鹿田焼は大分県日田市。

 両者とも地元の山から原土を掘り、川の動力を用いた唐臼で粘土を粉砕し、水干して粘土づくりから行っている。その赤土に化粧土を刷毛で塗る刷毛目や、薄い金属製カンナで化粧土を「バネの跳ねる様な絶妙な力加減」で削って模様にする飛びカンナの技法を用いて装飾されています。

 歴史は、筑前福岡藩主の命により、伊万里から陶工を招いて小石原で焼物づくりを始め、当初は磁器を焼いていた様ですが、高取焼を開窯した陶工(朝鮮から招聘)の2代目が小石原で窯を築いた事で交流が深まり、陶器を作る様になった様です。山を隔てた小鹿田焼に小石原焼から陶工が招かれて小鹿田焼でも焼物づくりが盛んになっているので、両者は兄弟窯の様な関係なのでしょう。

 

 小鹿田焼に使われる土の方が、小石原焼の土よりも黒みが強めで、飛びカンナは小鹿田焼の方がより鋭角な切り込み模様になっている様に見えます。

 

 2017年7月に九州北部豪雨で小石原の多くの窯元も被災し、応援の意味もこめて3か月後に訪問し、微々たる金額でしょうが器などを買わせて頂きました。訪問時に唐臼が壊れている様なども見てきました。2023年に再度被災した様なので、気がかりです。

 

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講師お勧めの観光スポット 

 小石原焼協同展示場や小石原焼伝統産業会館

 

 講師最終訪問 2017年10月