秋田県大仙市地域で焼かれている陶器。白岡は秋田県最古の窯元で江戸時代からの歴史があるそうです。楢岡焼は江戸時代が幕を閉じる頃に築窯。白岡焼の方は一時途絶えてしまい、現在は再興白岩焼となっています。共に現在は窯元は1軒しかありません。
共に独特の青白い海鼠釉(なまこ釉)が特徴で、稲ワラ灰などを用いた還元焼成で焼かれています。粘土は地元の粘土を使われているが、単味での作陶が難しい粘土の様で、砂を混ぜて作陶されている様です。(八王子の粘土は川に起因する粘土層なので、もともと川砂が豊富に含まれている層が多く、幸いにも単味での作陶が出来る粘土なので、こういうお話を聞くと八王子の有難みを感じます)
角館武家屋敷通り周辺にある土産物屋などで販売されています。
講師最終訪問 2025年4月