薪割りついでにテッポウムシを置いて、野鳥を観察するのが仕事後の秘かな楽しみの一つ。ここに来る鳥は、昨日のモズ以外にはジョウビタキのメス(左写真)・シジュウカラ(右写真)・ヒヨドリ・メジロなど。例年ならここを縄張りにしているジョウビタキのオスは姿は見るものの、今までとは違う個体の様で、餌場の存在にまだ気づいていない様です。写真の鳥たちがクチバシにくわえているのがテッポウムシです。
早贄(モズがトカゲや蛙を枝先に突き刺している事)を時々見かけた事があるのでいる事はわかっていましたが、本人をこんなに間近で撮影出来る程観察出来たのは初めてです。薪割り台に置いたテッポウムシ(虫の幼虫)を一羽でたくさん平らげていました。太っても知らないぞ。
釉薬を重ね掛けしたテストもしています。工房玄関にこれ以外のテストピースもしばらく展示しています。
写真集「最新の窯出し」アップしました。
陶芸材料店から新しい絵の具を紹介頂きテストしてみました。今まで(右の器)は発色が不得手だった黄と赤が、新しい絵の具(中央四角のテストピース)の様に良く発色していますし、剥離も少ない様です。今後緑色なども導入予定です。
今日は教室はお休みでしたが、終日工房で窯入れや窯道具の掃除・薪の用意などで結局1日働きずくめ。そう言えば今年になってきちんと丸1日遊んでいないです。
写真は窯入れ前の仕分け作業。作品を高さごとに仕分けて窯入れする順番や位置を決めます。窯入れは、窯の中での炎の通り道を想像しながら、作品高さや釉薬の種類・形状・重量などを相互的に考慮して窯詰めするので、結構時間と思考力を使う作業なんです。
資材置き場側の鎮守の森から、ドラミング(キツツキが木をクチバシで叩く音、1秒間に12回程度打つタラララララ・・・・という音)がしたので見に行ったらオアゲラでした。とっさの撮影だったので見づらくてごめんなさい。
土鍋ネタが続きます。先月から無性にもつ鍋が食べたかったのですが、アミノ酸嫌いの私でも安心して頂ける物をようやく見つけたので、福岡からお取り寄せ。
土鍋は浅めの本体に、タジン鍋並の高い蓋にしたもつ鍋専用土鍋として作ったので本領発揮でした!
作り始めてから約二ヶ月かかりましたね。ようやく釉薬粘土サンプル表が完成し、今日壁に施工しました。釉薬23種類と粘土19種類の色見本を貼り付けています(鍋土や八王子粘土のサンプルは貼っていません)。炭化焼成色見本が窯に入らなかったので、次回焼きます。
今朝の工房前の氷は1㎝。最高記録が2㎝だったと記憶しているので、まだまだ寒くなるんですね~。
2014年12月分に続く